若き日の母

私の母は、過去何度か話題にしたように大層な天然ボケの人なのだが、これは年齢のせいというわけではなく若い頃からそうだったらしい。というわけで20歳前後の頃の母の思い出話から。


・前提として、母は意味が分からないことや答えようがないことなど何でも気になったこをを質問してしまう気質であることを覚えておいてほしい。まるで千反田えるである。


・母は「寝る」という言葉が性交渉であることを知らず、その意味で「寝る」という言葉が出てきたときに「寝るってどういうことですか」と周囲に質問して笑われた。


・当時珍しかった長髪の男性に「なぜ髪が長いんですか」と聞いた。


・「桂」という名前の人は、頭がカツラなのでそういう名前なのだという話を別の人から聞かされ、後に「カツラなんですか」と当人に聞いた。


・「先生」というあだ名の学生に「先生なんですか」と聞いた。


・文芸サークルである人の小説を読んで「実話ですか」と聞いた。


アニメか何かのキャラに出てきそうなほどの質問っぷりである。なぜそんな質問をするのか、理解できないものもあるが、そういう人なのでしょうがない。