オーストラリア特殊部隊のスティレット復活

Australian Military Knives - Australian Army Stiletto re born
オーストラリア軍特殊部隊が第二次世界大戦中に使用した戦闘用のスティレット、Australian Army Stiletto (AAS)が記念式典用に復活した。実際に復活したモデルの詳細は上のサイトに画像つきで紹介されている。オリジナルのAASはフェアバーン・サイクス・ナイフの初期のモデルを元にしたもので、刺突中心のダガーだ。
軍の公式発表では今年のANZACの日(wikipedia:ANZACの日)のコマンド連隊が装備したという。儀礼用だがちゃんと熱処理された鋭いブレードで、ブルーイングで黒く表面処理されている。
オリジナルのAASはイギリスのWilkinson Sword社が製造したが、この復刻ナイフはメルボルンのGregory Steel Products社とアデレードのWhittingslowe Engineering (WE)社が製造している。民間販売はされていない。
実用品としてのリバイバルであれば面白かったが、そういう事は想定されていないようだ。