火薬と鋼の2014年の記事10選

今年のまとめとして、2015年に書いた記事から思い入れのある記事や反響があった記事を選んで紹介しよう。
このはてなダイアリーを開設して10年になる。このため今年は毎日更新を心掛けたが、ちゃんと書けた記事となるとなかなかない。
10選として順位をつけずに並べてみる。

福島出身の東京都民が雪かきのコツについて書いてみる

今年2月、全国的に積雪が多く、東京都内もだいぶ積もった。
そこで、雪かきの道具や手順、心得について知りたい人もいるだろうと思ってこの記事を書いた。
豪雪地帯に住んでいたわけではないので、この情報で対処できる積雪には限りがあるが、参考にしてくれた人もいるようだ。

空間除菌グッズをめぐる批判のこれまで

3月には二酸化塩素を利用した空間除菌グッズの問題が報じられた。
空間除菌グッズの効果や宣伝の怪しさについては以前からネット上に批判があったのだが、3月の報道の反応で過去の批判が知られていない事が分かった。
そこで空間除菌グッズを巡る批判的情報を自分のブックマークから紹介してみた。

続・映画の優れたナイフ格闘シーン紹介

2011年に優れたナイフ格闘描写がある映画を紹介する記事を書いていて、その続編として書いた。
映画にふさわしい状況設定や戦術の工夫、見せ方といったものが素晴らしいアクションシーンを生んでいる。
紹介する材料が揃ったらまたいずれこの種の記事を書きたい。

結局どれがわかればいいんだ。

ウチでは珍しい英語学習法に関する記事。しかし一発ネタのようなもので、中身はない。
これは勤務先の図書館にある英語に関する本の棚を見ていて思いついた。
調べれば調べるほど似たようなタイトルの本があるところがポイントで、ここで紹介しきれなかったものもある。

とある図書館司書がロシア武術システマを習っているわけ

武術について色々書いているわりに自分の経験や感覚について書くことがなかったので、珍しく書いてみた。
ステマで得られる感覚や段階についてはいずれまた書いてみたい。

新発見・研究関係のニュースから元になった論文を探す方法

私が担当する検索演習で学生にやってもらう課題の一つに、新発見の新聞記事からその元になった学術論文を探してもらうものがある。そこで教えている内容から書いた。
特に日本の報道では掲載雑誌の情報もろくにない場合があり、ちゃんと考えて調べる必要がある。
これを日常的にやっていれば、簡単な論文探しで困ることは減る。
そんな理由でこの記事でまとめた内容に近いことを学生にやってもらっている。学生も慣れれば自分の専門外の論文でも探せるようになる。

90年代のシステマの本から「東洋武術との違い」「機動性の重要さ」

ヴラディミア師の昔のシステマの本から引用、解説を行った記事。
ここで特に際立っているポイントはシステマの練習での笑いの意味。
必死で真剣な表情で練習しないのは不真面目なのではなく、システマの考え方によるものだという。

ダイバーのナイフ格闘技術

9月に思いつきで紹介したソ連海軍のダイバーのナイフ術。
今年は様々な武術やそのテクニックを紹介してきたが、その中で最も特殊なシチュエーションの技術である。
こういう自分には使い道がないが面白い技術の話は好きだ。

大学図書館司書が自分の本棚の一部を晒す

Mukke氏のエントリから始まった流れに便乗して本棚の画像を公開してしまった。
個人的にはよく読んでいる本ばかりだが、あまりはてなで話題にしていないような本が多い。
こういう本を晒すのはどうも照れがあるので、結局一部しか出せなかった。

ロシア武術紹介シリーズ

夏に思い立って日本ではほとんど知られていないロシア武術を紹介してみた。
これは一つの記事ではなく、続けて一つずつ紹介していった一連の記事だ。
紹介しきれないものもあるし、説明も多くは書いていないが、資料が少なく、体験もしていない武術について書けるのはこのくらいだ。
この一連の記事は自分が検索する時のメモに近い。