女性は「3歩下がってついていく」の本当の意味という話への疑問

Twitterで疑わしいと話題になっていた件。ちゃんと調べていないので、メモだけ書いておく。

武士の家の夫婦が同伴で外出するとき、夫人は三歩下がって歩かなければいけない。この作法は男尊女卑の象徴とも思われているが、実は違う。
(中略)
突然、夫が何者かに斬りつけられたとする。夫がサッと身をかわすとき、夫人が寄りそっていたら、夫人にぶつかりふたりとも転んでしまう。この三歩は身をかわす間合の距離である。
夫が身をかわしたとき、夫人は手に持った風呂敷包みを目の前の敵に投げつける。夫が反撃する時間をつくるための風呂敷包みである。

    • 杉山説では夫人も戦いを手伝うのである。これはこれで疑わしいところがある。
    • なぜ夫人のいるほうに下がるパターンを想定するのか、とか。夫人が人質に取られないか、とか。風呂敷包みがうまく当てられるのか、とか。下人はいないのか、とか。
    • ネットの説同様、男女の別にうるさい武士が夫人同伴する例がどれだけあったか疑問。
  • 杉山説・ネットの説のどちらにしろ、裏づけとなる当時の史料はあるのだろうか。
    • 仮にあったとしても果たして当時主流の考え方だったかどうか。
  • 杉山説を基にネットの説が生まれた可能性が考えられるが、はっきりしない。
  • ざっと調べたところではこのくらいしか分からなかったが、今のところ新しい解釈については江戸しぐさ並みに疑っている。

(2015-04-01追記)
Twitterでのやりとりがまとめられていた。
日本の女性が男の後ろを歩くのは斬られないため!?ホントか? - Togetter