質問を受けたので、当事者への説明とは別に自分の考えの整理として書いておく。
- システマの柔らかな動きは、当たり前だが関節の可動域の広さではなくリラックスした動きである。
- 硬い動きは、速いのか?ギクシャクしているのか?システマクラスノートよりのギクシャクした動きである。
3. ギクシャクした動きは、初めに筋肉を緊張させ、身体の必要な関節らを"集合"させます。身体を安定、あるいは、整えられた後のみ、"爆発的"な筋肉の収縮があり、身体あるいは身体の一部を押し出します。残りの動きは慣性で、徐々に速度は遅くなっていきます。
4. ギクシャクした動きは過剰な緊張の結果です。従って、我々を肉体的にも精神的にも傷つけます。
- 自分の経験から言うと、柔らかい動きができないのは、テンションを感じ取っていないorテンションを感じ取っても解消できない(リラックスしての有効な動きができない)状態だった。
- システマの練習は多義的な面があって、こうした問題の解消に関わる練習には様々なものがある。
- ただし、自分ひとりでやる練習でテンションでこなせてしまう練習だと注意が必要だ。
- 例えばプッシュアップは基礎的な練習だが、リラックスなしで見た目上同じような練習もできてしまう。
- 同じ練習をするにしてもリラックスと感受性の高さが重要。