練馬区立美術館「生誕100年 朝倉摂展」




生誕100年 朝倉摂展 | 展覧会 | 練馬区立美術館
中野区立歴史民俗資料館の後は練馬区立美術館に行ってきた。
「生誕100年 朝倉摂展」である。
朝倉摂は彫刻家・朝倉文夫の娘であり、画業のほかに絵本・挿絵・舞台芸術で知られている。
画家としての朝倉摂については福島県立美術館所蔵の常磐炭田を題材にした絵で少し知っていたが、それ以外については私はほとんど無知で、松本清張の『砂の器』の挿絵や多くの絵本を描いていたことはあまり知らなかった。
また蜷川幸雄の舞台など手がけた舞台芸術はあまりに多いので、今回の展覧会では35作品の写真・デザイン画・エレベーション・模型に絞って展示となっていた。
猫の絵・挿絵が複数あるのは猫好きの朝倉文夫の娘らしいところだ。大佛次郎の猫絵本『スイッチョねこ』の原画もあった。
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練馬区立美術館の下の階は練馬区貫井図書館となっており、今回の企画展に関連する本・図録を展示していて読むことができる。