インチキ治療法のタネ・寄生虫発ガン説

今回紹介するのは代替医療のインチキ理論のうちでもとりわけおかしいもののひとつだ。
先日、下のような記事がはてブで話題になった。
 http://wellness7755.com/homeopathy/cat75/cat267/1.html
ガンの原因は寄生虫によるものだというこの主張は、様々なインチキ治療の論拠に使われている。
かつてガンの発生メカニズムの研究の中で生まれた説とは違うので、その点から説明しよう。

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ある懐疑論者が育つまで

 最近、いくつかのブログで科学コミュニケーションの話題から、いかにトンデモ情報から脱したかの経験を記すことで何らかの参考となるプロセスを示すという話が生まれた。


発端 メモ:サイエンスコミュニケーションと科学者/研究者/専門家に何を求めるか問題 - 誰がログ
ばらこさんの提案 サイエンスコミュニケーションで素人にできることを考える(改題)(2) - ばらこの日記
TAKESANの事例 或るトンデモ支持者の履歴――科学的懐疑主義に目覚めるまで(2011年7月19日追記): Interdisciplinary
どらねこさんの考察と事例 サイエンスコミュニケーションで自分なりに考えていること - とらねこ日誌
lets_skepticさんの事例 信奉者だった僕はどのようにして懐疑論者と呼ばれるようになったか - Skepticism is beautiful



自分も色々と思うところがあるので書いてみる。

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武術、刀剣のエピソードの集め方・疑い方

 最近、はてなを含めWebで下の質問に対する回答者が話題になった。
実際の刀による斬り合いは…実際はどうだったのでしょうか?①切れ味に... - Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋に“本物の侍”が登場?日本刀での斬り合いについて詳しすぎる回答 - はてなニュース

 私は、この元の質問回答について

回答者を信用している人が多いが、マニアの知識とあまりに差がないので(刀剣マニアは会うとこの手の話ばかりする)、体験者かそれを装ったマニアかの判断はできない。

というブックマークコメントをつけた。そのように考えた背景について書いてみよう。

日本刀の実用についての情報

 実は、この回答者の程度の知識はWebだけでも手に入るものなのである。
 日本刀の実用に関しての情報というのは、膨大に存在するが、情報源としてよく利用されるものは限られている。簡単にどのようなものがあるか紹介しよう。
(1)戦国時代以前の合戦に関する歴史史料
(2)江戸時代の仇討ち・果し合いなどの記録
(3)江戸時代の試し切りの記録(これは死体を切るものも含む)
(4)幕末・明治維新の切りあいの記録(池田屋事件戊辰戦争西南戦争など)
(5)昭和期・戦時中に実用された記録(軍刀を含む)
(6)兵法者・武道家などによる経験談(試合・試し切り)
(7)刀工による著述
(8)研究論文。日本刀の特性について工学・力学的に研究したものや法医学的に過去の死体を研究したもの、合戦の研究など。
(9)(1)〜(8)の記録・記事を元にまとめられた著作。
 ここに書き漏らした種類の情報も存在する。
 こうして見ると多岐にわたる情報があるが、実際には入手しやすさや分かりやすさに問題があってあまり使われない情報もある。そして、代表的なものはWebや書籍で引用・孫引き引用されており、容易に知ることができる。例えば日本刀の耐久性についての話では信州松代藩真田家で行われた「真田藩荒試し」の逸話がしばしば引用され、日本刀と軍刀の実用に関しては成瀬関次著『戦う日本刀』がよく引用される。
 日本刀に関する情報源のうち、具体的で信頼性の高い情報は後の時代にならないと揃わない。具体性のある情報はほとんど幕末以降の記録に依拠している。特に調査対象の数が増えるのは戦時中の話ということになる。同じような条件での経験者の絶対数が(作り手にも使い手にも)多いからだ。

コンテクストの所在

 話題になった回答者の情報は、既存の情報と比べてもあまりに情報量が乏しい。既存の情報の抜粋程度の内容しかない。
 刀剣の実用に限らず、他の武道の経験談にも言える話だが、重視しなければならないのはコンテクストである。要するにその経験や調査研究は、どのような条件下でなされたものなのか、ということだ。どのような刀で、どのように使ったか。切る対象はどのようなもので、刀の損傷の部位・程度はどうか。
 上で挙げた情報源のうち、よく利用される資料は、条件に関する情報の質や量が優れている(それでも批判すべき点はあるし、全て信頼できるとは限らない)。だが、今回話題になった回答は、既存の資料に比べて条件に関する情報が乏しい。回答者が多くの経験を重ねていたとしても、この回答にあるような情報だけでは他の情報との比較対照には使い難く、あまり検証に使えないということは覚えておいたほうがいいだろう。
 刀剣や武術の実用的な話の検証は、語り手や資料そのものの信頼性も含めて条件をよく調べる必要がある。

USBを悪魔の印とした教団は存在するのか

 先日、ブラジルのキリスト教原理主義者団体がUSBを悪魔崇拝者の陰謀だとした記事がネットに流れた。
http://alfalfalfa.com/archives/1471806.html
ブラジルの福音派キリスト教団、USBのマークは悪魔の刻印であるとし使用を禁止 : カラパイア

 USBのマークは悪魔の槍の印だというのだ。宗教団体にはときに突拍子もない主張をする人間がいるから、これもその類のニュースかと思われた。しかし私はこの記事を読んでいてどうにも疑わしく思えてきた。Bluetoothはキリストの目が青いから大丈夫とか、あまりにオチがうまく出来すぎている。それとコンピュータ技術を悪魔と結びつけた怪しいニュースは過去に前例がある。

悪魔が宿るコンピュータ

 2000年3月頃から、コンピュータに悪魔が宿るという主張をした人物の情報がネットに流れた。
一例 Digital Demons
 Jim Peasboro曰く、アメリカのコンピュータの10台に1台は悪魔に支配されているとか、コンピュータが古代メソポタミアの言語で神を冒涜する言葉をタイプしたとかいった現象が起きているのだという。1985年以降のコンピュータの容量は悪魔の精神が宿ることができる容量なのだと。同氏はDevil in the Machineという本を出版する予定とされていた。
 しかしこの情報、色々なところでコピペされたが肝心の本も著者もその後全く出てこなかった。実はこの情報の大本は、嘘ニュースで名高いウィークリーワールドニュースの記事だったのだ。
Googleブックより該当記事 Weekly World News - Google ブックス
 作り話かどうか、徹底的に追求されたわけではないが、非常に出所の怪しいニュースである。
 USBを悪魔崇拝と結びつけた教団の記事を見て、この一件を思い出した。

疑う読者たち

 今回の記事は英ガーディアン紙Webサイト内のScienceカテゴリのMartin Robbinsのブログで紹介されたものだ。
 この記事掲載は11月15日。
USB - Satan's Data Connection | Science | The Guardian
 さらに遡ると情報源はブラジルの個人ブログの記事BOMBA: Em SP, culto evangélico proibe uso de tecnologias USB |Bobolhandoであり、しかもそこはユーモアとして嘘記事をよく載せているところだったのである。そのため、ブログのコメント欄には疑う読者も登場、話題となっている教団の存在が確認できないとの情報を寄せる読者も登場した。また、そもそもブログの今回の記事は真偽の責任が取れないといった趣旨の逃げの姿勢が出ていた。
 分かりやすく言うと、このニュースは、「ブラジルにこんな噂がある」というレベルの話で、なおかつ信憑性の低い話なのである。

その後

 そして11月19日、英ガーディアン紙のMartin Robbinsのブログであの記事を載せた理由とその後の反応とそれに対する心情についての記事が掲載された。
Won't get fooled again: satanic USB and Poe's Law | Science | The Guardian
 要するに「ポーの法則」から考えてありえそうだと思った、面白い事を共有したかった、このブログも個人的な場だから、等が真偽を確認せずに噂を載せた理由だというのだ。
 「ポーの法則」とは原理主義者の行動とパロディの判別が難しいことを元にした法則。メモ「ポーの法則」: 忘却からの帰還が詳しい。
 心情が全く理解できないわけではないが、これは不用意だったと思う。ガーディアン紙のWebサイトの内部にあるブログは、個人ブログというよりは報道の一つと受け取られる傾向が強い(しかもカテゴリーではScienceの一角である)のだから。日本でもこの一件はガーディアン紙の情報として、嘘の可能性が高い噂だと認識されないまま話が広がっている。

ニコ生シノドス『ホメオパシー騒動とニセ科学論争の行方』を視聴

ニコ生シノドス『ホメオパシー騒動とニセ科学論争の行方』 - 2010/09/26 20:00開始 - ニコニコ生放送
 ニコ生でホメオパシー問題についての議論を視聴した。簡単にメモを書いておく。


・放送開始前から注目される菊池誠先生の風貌。
・今確認すると来場者11910人 コメント数:27808。冒頭のアンケートではホメオパシー問題の報道後もホメオパシーを知らない人が2割以上視聴していた。コメントでもこの問題を知らない人のコメントが結構見られた。
ホメオパシーのような代替医療の問題について、メディア、科学者、行政、政治とかなり幅広い側面から議論された。ただし行政に関しては統合医療への取り組みや医師法薬事法の問題はあるが、情報が少ないのでつっこみきれていなかった。
・医療ジャーナリストの問題、ニセ科学批判批判の問題、ニセ科学と社会の共存など言及はあったが語りきれない問題がかなりあった。さすがに2時間ではここまで広がる話題を論じるのは難しい。
・ニコ生視聴者のモフモフ療法の人、コメントにモフモフ書きすぎ。
荻上チキ氏の司会は見事。明確な回答がなく議論が拡散しやすい流れをうまく制御していたと思う。最後は時間を過ぎていたため無理矢理だったが。
日本学術会議の唐木英明副会長が電話に出たとき、NATROMさんが出るとばかり思っていて唐木さんが出るとは思っていなかったので、「唐木副会長もNATROMグループの一人」という妄想が浮かんだ。
・当のNATROMさんが電話に出た際は、その語りに萌える視聴者も。それと会場ではNATROMさんが集団であるという説にも言及があった。それはさすがにニセ科学の話題を追っていないと何がなにやらわからない話だったと思う。
・NATROMさんのコメントはホメオパシーを問題視した動機や議論の難しさが中心。穏やかだったのでNATROMイエローではないかと推測されていた。
朝日新聞の久保田裕さんは日本の問題点としてサイコップの活動のような科学者による社会的活動がない事をあげていた。それはそうだが、例はイマイチ。例に挙げていた超能力を示したら一億円とかはジェームズ・ランディのやったこと。彼は科学者ではない。
・同様に久保田さんが例に出したホメオパシー批判の本は、邦訳も示しておいてほしかった。

アメリカ医師会がガイドする代替療法の医学的証拠―民間療法を正しく判断する手引き

アメリカ医師会がガイドする代替療法の医学的証拠―民間療法を正しく判断する手引き

 
あと、放送で触れられた本ではないが、中立的な視点から代替療法を扱ったエビデンス重視の本には『代替医療ガイドブック』がある。
代替医療ガイドブック

代替医療ガイドブック

  • 作者: バリー・R.キャシレス,Barrie R. Cassileth,浅田仁子,長谷川淳史
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本
  • 購入: 2人 クリック: 27回
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 しかし日本の著者によるこの種の本が少ないのは確かに残念なことだ。この種の本は売れないからか絶版になる事が多く、上の本も絶版。
・Bad Scienceの邦訳が出るとは知らなかった。原書は持っているが邦訳も出たら買おう。
Bad Science

Bad Science



(追記)
科学リテラシー、教育の問題について書き忘れていた。例えばクリティカル・シンキングについての言及があったが、これも今後議論が膨らむ話題だと思う。
 実際、ホメオパシー団体でもクリティカルシンキングを教えているところはある(ハーネマン・アカデミー)が、その実態を踏まえると、(当たり前だが)クリティカル・シンキングも先入観や情報の制限によって有効に機能しない。
・今回の問題は、事前知識の少ない視聴者が結構いるにも関わらず一定以上の知識を要する話が多かったこと。いくつか関連の外部リンクを出していたが、初心者向けの解説があるサイトも同様に示したほうが良かったかも。同時にプラセボ効果の説明やメタアナライシスの解説があれでいいのかというのは疑問として残った。

琉球大学の問題で話題になった代替医療の本

 代替医療ホメオパシーに関して、先日また新たなニュースが流れた。琉球大学の医学部保健学科で必修授業でホメオパシーが教えられていたということだ。
http://www.asahi.com/national/update/0916/TKY201009160388.html
 この問題に関して、実際に誰がどのような授業をやっていたのかという点があまり詳しく報道されていなかった。
 既に報道を元に調べた人がいて、下記のブログエントリで紹介されているが、教科書の内容までは書かれていない。
琉大保健学科ホメオパシー騒動の記事が琉球新報に載ってました | ず@沖縄
琉大保健学科ホメオパシー騒動の教科書を見てきたよ | ず@沖縄
 そこで、問題の授業で使われた教科書『看護のための最新医学講座 33. alternative medicine』を図書館で読んできたので、その内容を紹介しよう。


 同書は看護師向けとなっているが、広く医療分野で代替医療をどのように利用するか、どのような代替療法があるかを解説したもので、看護師限定の内容ではない。各節ごとに執筆者が異なり、基本的に代替医療(補完代替医療)を積極的に医療に取り入れる立場の人間が執筆している記事が中心だ。
 もちろん無批判に代替医療を受け入れるべきという主張ばかりではない。代替医療エビデンスについて整理した津谷喜一郎による「代替医療EBM」や代替療法を選ぶ際に考慮しなければならない様々なバイアスの問題などを扱った文章も存在する。
 同書の最大の問題点は、「第2章 考え方と診療の実際」以降の内容をほとんど代替療法の従事者に委ねてしまったことだ。例えば第2章で取り上げられている「ホメオパシー」の項目の執筆者は、日本でも特に影響力があり、しかも標準医療に対する拒絶反応が強くオカルト的な主張をする由井寅子である。
 その内容は由井寅子が会長を務める日本ホメオパシー医学協会の主張そのままで、ホメオパシーに関して批判的な情報は一切なく、ホメオパシーに治療効果があるかのような説明しかない。さすがに通常医療を否定するような言説は控えられているが、掲載されている内容は代替療法の中でしか通じない理論、効用の話ばかりである。第1章で解説されたエビデンスやバイアスといった観点は、第2章以降どこに消えたのだろう。
 ホメオパシーの歴史や基本的な考え方は「ホメオパシーとは」とほぼ同じ内容で、長い歴史があって英国王室で使われているという事を信頼性の担保にしている。
 また、例によって「水の記憶」事件 - Skeptic's Wikiのベンベニストを「彼の研究成果は化学者たちには認められず、ノーベル賞を与えられる代わりに弾圧され続けている」という陰謀論まじりの解説をしている。
 治療例は完全にホメオパシージャパンの宣伝であり、Webサイトで公開されているものと似たような症例紹介である。ホメオパシーで治療すると一時的に症状が悪くなるということ(好転反応)についても説明されていて、全く批判的な情報がない。同書では、他の章で帯津良一*1ホメオパシーに関していくつか文章を書いているが、いずれもホメオパシーの限界や問題点に関しての記述はない。
 この本にある情報だけでは、ホメオパシーは治療の効果があるのに認められていない代替医療であるかのように考えてしまう人もいるだろう。何しろホメオパシーを使っている人間が執筆者で、有効性があるという意見だけ書いてあるからだ。ちゃんとした治療効果のある標準医療を学ぶ学生の教科書には向いていない。補完代替医療の世界を単純に信頼してはいけないことを示す事例集としての価値しかない。 

*1:帯津は帯津で同書で丸山ワクチン、714Xワクチンなどの治療効果のあてにならないワクチンを紹介するなど定番の文章を書いている。

謎の生物・爆発蛇の情報を追う

爆発蛇

 id:Hiraiさんのはてブ経由で爆発蛇というUMAの情報を見た。
http://page.freett.com/Umania/explosion.snake.worm.html(ゆーまにあ)
 ロシアのカルムイキア共和国には叩くと爆発して消滅する蛇に似た生物がいるという話だ。蛇に似ていると言っても骨がなく、顔もないという。この突拍子もない情報から考えると、未確認動物学(cryptozoology)が扱う未確認生物の中でも信憑性が低い部類に入る。あまり日本で紹介されていないようなので、元ネタを追ってみた。
 まず、日本語で他に解説しているところ。
UMAファン ~ 未確認動物エクスプローディング・スネーク
 日本語の情報はほとんど共通しており、この情報を英訳して検索してみた。

アニメに登場した爆発蛇

 真っ先にみつかったのはアメリカのコミック・アニメのThe Secret Saturdaysに登場しているという情報だ。
 Kalmykian Snake | The Secret Saturdays Wiki | FANDOM powered by Wikia
 この作品は未確認生物を題材に扱っていて、色々な未確認生物を番組に登場させている。このアニメで登場した爆発蛇は、カルムイキアに住む緑や紫の蛇の皮膚が爆発することになっている。見た目は蛇そのものであり、前述の日本語サイトの紹介している顔のないイモムシのような情報とは違う。蛇という名前に合わせたのだろうか。

元ネタらしき報告

 更に調べるとThe beasts that hide from man : seeking the world's last undiscovered animalsという未確認動物学の本に最初の情報源らしい報告が載っていた。

The Beasts That Hide from Man: Seeking the World's Last Undiscovered Animals

The Beasts That Hide from Man: Seeking the World's Last Undiscovered Animals

 まとめると以下のようになる。
・1997年6月6日、ロシアの未確認動物学者コフマン博士(Marie-Jeanne Koffmann)からMichel Raynal宛てに書かれた手紙が初出。
・その未確認生物は、カルミク人に「灰色の短い蛇」と呼ばれている。
・長さ60センチ(20インチ)、直径15〜20センチ(6〜8インチ)で滑らかな灰色の皮膚を持つ。
・前端は丸く、後端には短い尾がある。骨は全くない。
・棒で叩くと爆発し、直径1メートルほどのスライム、グリース状の痕跡を地面に残して消える。
・Koffmannは、この生物はゆっくりと動き、ミミズのように振舞うと信じているが、カルミク人にはそれを肯定する人も否定する人もいた。
・顔の形状に関する言及はなかった(しかしコフマン博士は、僅かなバリエーションの中に口に関する描写があったとしている)


 恐らくこの報告が現在伝わっている爆発蛇の情報源だろう。コフマン博士は、未確認動物学では知られた人物だが、報告内容が現実にあった事かどうかとなると信憑性の程はかなり怪しい*1。同書でも爆発蛇はモンゴリアン・デスワーム(Allghoi Khorkhoi)同様に信憑性が低く、現代科学では無視されるとされている。

*1:コフマン博士はロシアのビッグフットことアルマスの研究で知られる。