迫稔雄『嘘喰い』 板垣恵介的な意味で「ああ、嘘喰いはツンデレばかりだな」と思ったがうまく説明できない。口や態度と内心の噛みあってない様子がそう思わせるのか。ともかく今年の夏コミで初日に嘘喰いの島ができていても驚かない。 許斐剛『テニスの王子…

コミックチャージ連載の「御庭番 明楽伊織」の進みが遅い。休みがあるのは良いとして、本筋の部分で謎が多く、しかも事態が動いていない。明楽の兄の人並みはずれた技量や知識（西洋の解剖学や生物学）を見せ、秘めた野望をにおわせているだけで何話かけただ…

ゲッターロボアーク 1 (双葉文庫 い 31-15 名作シリーズ)作者: 永井豪,石川賢,ダイナミック・プロ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/08/20メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (9件) を見るゲッターロボアーク 2 (双葉文庫 い 31…

孫蔵も出てきたが、相変わらず話の方向性が見えない。いや、ここで明楽伊織が修行して孫蔵と再び対峙するであろうことは分かるが、それはこの漫画の本筋ではないだろう。まず明楽伊織はタイトルにある「御庭番」ですらないのだ。今後、彼が御庭番になるのは…

今月はナディの戦いのクライマックス。あまりのテンションに打ち切られてしまうのではないかと心配になったほどの気合だ。銃弾の飛ぶ橋を駆け抜けるナポレオン。後を追う将軍や将兵。彼らの多くが後に元帥となる…というのはインパクトがある。しかしスーシェ…

http://www.comiccharge.jp/pc/tachiyomi/0705141/?vl_sesid=13738_695850 （コミックチャージ公式サイトで一話公開中） コミックチャージで期待の新連載が掲載された。タイトルからあの名作『明楽と孫蔵』（アクションで連載されていた時代物漫画の傑作。幕…

「お前はこれから『できっこないす』というセリフを……4回だけ言っていい」

先日隆慶一郎「柳枝の剣」が漫画化で話題に出した漫画が今週号のコミックバンチに掲載されたので読んでみた。 短い。 これは、原作読者でなくとも食い足りなさを感じるのではないか。雰囲気は良いのだが。原作で言えば、伏線だけで終わっているようなものだ…

http://cmj.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_6fbf.html 田畑由秋先生のブログで隆慶一郎「柳枝の剣」（『柳生非情剣』所収）が作画・余湖裕輝、脚本・田畑由秋で漫画化されるとの情報が伝えられた。コミックバンチでタイトルは「SAMON 柳生非情剣」だと…

これは尋常のテニスではない 読めぬ…試合が全く……… 今更だが、「テニスの王子様」のようなあふれんばかりの狂気に満ちた作品が商業的に成功しているということに戦慄を禁じえない。毎号のジャンプ掲載のテニスの王子様を読むたびに許斐先生の鬼才っぷりに驚…

一年の初めの「バキ」は、ゲバルの物凄い妄想力の顕現であった。 「今から君は実感する。 地上から6378000メートル地下に存在する核の硬さを!!!」 真上に攻撃するだけの技にそんな大げさな。しかしこの手のマンガというのは大風呂敷を広げすぎるくらいが面白…

「魔界転生」などの漫画家、石川賢さん死去 http://www.asahi.com/obituaries/update/1116/002.html まさかと思っていたが本当だった…。氏には多くの楽しみを貰い、これからもそれが続くと信じていたのに…。不謹慎ながら、それこそ魔界転生して戻ってきてほ…

ここを見に来ている人は、テニスの王子様というマンガについてほとんど知らないか、極めて楽しんでいるかのどちらかだと思う。前者のためにわかりやすく説明すると、現在マンガの中では主人公の学校のチームと大阪のチームが試合をしている。ダブルスの試合…

ヘルボーイ:人外魔境 (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)作者: マイク・ミニョーラ,石川裕人,堺三保出版社/メーカー: ジャイブ発売日: 2006/05/12メディア: コミック購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (23件) を見る 待望の新刊日本語版を読んだ。…

二話で早くも新しい伏線が。尋常ではなく頑丈な主人公も実に石川賢らしい。 それにしても気になるのは史実との都合をどうつけるのかという点だ。ネタバレになるので[続きを読む]以降に気になった点を書く。

あっけないよ！ある程度予想できた（渡久地がどうするか、とか）展開ではあるが、かなり駆け足だし今ひとつ余韻に欠ける終わりだったと思う。単行本で加筆とか無いのだろうか。ちょっともったいない。

ナルトのあれってどう見てもハンターの水見式のパク…インスパイヤだろう。読者全員がそう思うに違いない。編集は止めなかったのだろうか。 ブリーチ。この緊急時に絶対役に立たないキャラが何人も戦う役目を負わされているのはどうしたものか。特にルキアと…

今日、友人から臣新蔵（現・とみ新蔵）版『無明逆流れ』を受領した。なお、彼には代としてこもれびのーとが今日のイベントで出していたたくしあげ前貼りメイド虎眼のイラストが掲載された同人誌を渡した。 とみ新蔵版『無明逆流れ』は『シグルイ』ほどではな…

今週のジャンプのテニスの王子様は何度見ても凄い。試合の内容が分からないし。 「無我の境地と猛獣のオーラ…己に潜む能力を最大限に引き出すという面では似てるばい ばってん…『無我の境地』の奥には３つの扉があっとたい」 どこの格闘マンガのセリフだ。

先日書いた石川賢版隆慶一郎クロスオーバーを見返して何か足りないと思った。そうだ。サイボーグとロボットがいない！というわけでその辺を考慮に入れてちょっとメカ分を足そう。一応隆慶一郎の小説に沿って考えると ・柳生宗矩 柳生刺客状で義足になってい…

石川賢という漫画家がいる。有名人なので知っている人も多いが、その恐ろしさを知っている人は意外と少ない。その恐ろしさの一端は石川賢の打ち切り虚無戦記（現在は公開中止）で垣間見ることができる。すばらしい。 その強烈な個性と原作つき作品での原作ク…

まさかここで立ち会わないとは…あと完全に忘れ去られていたと思った濃尾三羽烏の一人が登場したのも驚きだ。もう原作をすっかり放棄してますな。この後伊良子の足と藤木の腕を切った勝負の話があるわけで、どういうふうに持っていくのか愉しみです。 血の海…

http://www.ryupro.com/mito/ こんなすばらしいものがあったとは！「水戸黄門REVOLUTION」 これは夢か幻か…？: 時代伝奇夢中道 主水血笑録で紹介されているのを見るまで全く知らなかった。常人には思いもよらない面子と構成が良い。 これだけでもうお腹いっ…

人間大に巨大化させたカマリキを妄想具現化した刃牙。人間の敵が思いつかないからってカマキリを巨大化させんでも。こんなデカいカマキリ、『ベルセルク』にいましたね。それにしてもルミナを部屋に連れ込んでどうするつもりだ。そんなに友達いないのか（い…

http://www.hobbyjapan.co.jp/maritan/ アームズマガジン2005年2月号からこんなのが連載されるという。ここ最近迷走が激しい同誌だが、とうとうこんなところにまで行ってしまった。AV女優・グラビアモデルが表紙やメインの記事を飾る雑誌でこの種の漫画が受…